パソコンのセキュリティ対策 〜TPM・指紋認証・ICカード搭載パソコン〜
個人情報や社内の機密情報の漏洩が問題となるなか、パソコンに保存されたデータをどのように守るか、
セキュリティ面の強化が求められています。
このような中、パソコンメーカーも従来のID・PWによる管理だけでなく、より高度なセキュリティソリューションをパソコンに組み込む動きが
加速しつつあります。
現在、代表的なセキュリティシステムとしてTPMや指紋認証を取り入れる企業が増えています。
代表的なパソコンのセキュリティ対策
TPM
TPMは "Trusted Platform Module"(トラステッド・プラットフォーム・モジュール)と呼ばれるもので、簡単に言うと暗号化されたパソコンのデータに
アクセスする際に必要な暗号鍵を、ハードディスクとは別のセキュリティチップに搭載し、盗難にあった際のデータの漏洩を防ぐというものです。
データの入ったハードディスクと暗号鍵の入ったセキュリティチップが別になっているため、パソコンを分解しハードディスクを別の
パソコンにセットしてもデータを読み出すことはできません。
また、セキュリティチップは別のパソコンでは動作しないので、事実上、TPMが搭載されたパソコンのデータは読み出すことができません。
このような仕組みにより、非常に高いセキュリティ対策が可能となります。
主なパソコンメーカーでは、Lenovo、富士通、NEC、HP、DELL などがTPM対応パソコンを販売しています。
指紋認証
主にパソコンのログイン時に使用するソリューションとして広がりを見せているのは、指紋認証によるセキュリティ対策です。
日本では富士通が力を入れているようですが、ユーザーのパスワード忘れの防止や、ID・PWによる漏洩リスク対策を強化できます。
また、一度指紋認証をすればさまざまなアプリケーションでシングルサイオンができるというメリットもあります。
ICカード
カードには「接触型」と「非接触型」の2種類がありますが、最近では「FeliCa」に代表される、カードの抜き差しが不要な「非接触型」が主流のようです。
ICカードに暗号鍵やパスワードを入れておき、リーダーでその内容を読み取ることにより、セキュリティ対策を行います。
他に、Windowsのログオンだけでなく、アプリケーションのログオンも制御といったメリットもあります。
パソコンメーカー各社のセキュリティ対策
Dell
パソコンのセキュリティシステムとして注目されているTPMですが、デスクトップ系ではビジネス系パソコンのOptiPlexシリーズに搭載されており、
GX320/GX620/740/745 が対応機種です。
ノートパソコンでは、同じくビジネス系のLatitudeシーリーズに搭載さおり、D420/D520/D620/ATG D620/D820 に搭載されています。
上記のシリーズでは、TPMのほかに接触型ICカードを利用したスマートカードリーダ(標準搭載)や、オプションで指紋認証リーダーなどにも
対応しています。
富士通
ビジネスパソコンとしても定評のある富士通が力を入れているのが、セキュリティ関連機能です。
ビジネスユースでは、個人情報や機密情報などのデータ漏洩は、大きな問題となります。
この解決策として富士通が提案しているのが指紋認証で、指を軽く触れるだけでログインIDやパスワードの入力が不要です。
また、USB・光学ドライブ・シリアル・パラレルなど各種ポートの使用制限ソフト「PortShutter」や、高機能バックアップソフト「スタンバイレスキューLite」を
標準添付し、情報漏えいや障害などの危険からデータを守る仕組みを標準装備しています。
これらの機能は、「FMVバリューシリーズ」のノートパソコンに搭載されているほか、標準搭載されていなパソコンでもUSB接続の装置が
発売されています。
また、ビジネス向けパソコン(ノート)は、カスタムメイドでオプション搭載することも可能です。
詳しくは、【富士通WEB MART】 (法人向けモデル)
をご覧ください。
Lenovo
PCを利用するに当たって今や必須となりつつあるセキュリティー。
最も基本的な対策はパスワードによる認証ですが、長いパスワードを暗記しなければならず、決して万能ではありません。
そこで注目されているのが指紋センサーによる対策。
ThinkVantage指紋認証ユーティリティーを使って指紋をあらかじめご登録しておけば、WindowsへのログインやBIOS起動時の認証をパスワード不要です。
また複数人の指紋を登録したり、パスワード認証を併用するかといった各種設定も柔軟に変更できます。
詳しくは、Lenovo(法人向けTOP)
をご覧ください。
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