Yahoo トップページの変更が意味するもの
Yahoo! Japan のトップページが2008年1月1日より変更になる。
すでに現在のYahooにもアナウンスされているので、ご覧になった方も多いだろう。
正式リリースを前に、新しいデザインを体験することもできる。
今回の変更で目をひくのは、ショッピングやニュースをはじめとするYahooサービスが前面に押し出されている点だ。
サイト運営者にとって気になるディレクトリは、右端に小さくリンクがあるのみで、オマケ的に見えなくもない。ビジネスエクスプレスで
料金を払ってYahooに登録した人から見れば、少々不満間の残る変更である。
もちろん、検索エンジンがGoogleからYSTに変更されるにしたがって、ディレクトリの役目は徐々に薄れていたことも事実である。
実際問題として、ビジネス利用においてもディレクトリの利用はほとんどなくなっている。
そういう意味では、ディレクトリの役割は事実上ほぼ終わってはいたが、今回の変更でより方向性がはっきりしてきたように思う。
では、サイト運営者は今後もビジネスエクスプレスにお金を払って登録するメリットがあるのだろうか。
もし、メリットを感じるという人がいるのであれば、多分にSEOの効果を狙ってのことだろう。
実際、新しいYahooのカテゴリページには「7営業日で掲載審査。SEO対策にビジネスエクスプレス」と、SEO効果を前面に出した
キャッチフレーズが掲載されている。
しかし、筆者の経験では単にディレクトリに掲載されたからといって、SEO的に大きな効果があるとはいい難いというのが率直な感想だ。
ディレクトリに掲載されたからといって、検索順位がアップできるなどいうのは幻想にすぎないと思っているのは私だけだろうか。
やはりコンテンツの充実を柱とした、信頼性の高いサイト運営歴の長いサイトからのリンクが重要であると感じている。
むしろ、ディレクトリ登録に魅力を感じるとすれば、Yahoo!商品検索に登録できる点だ。
Yahoo!カテゴリに登録されているサイトであれば、指定のフォーマットで商品データを用意し、申請することにより、
Yahoo!商品検索の検索結果に商品情報を掲載することが可能となる。
登録を行うと、検索ロボット(クローラー)による自動的情報収集の対象となる。
メリットを享受できるのはショッピングサイト運営者に限るが、Yahoo!ショッピングに出店していなくも検索対象となるため見込み
客獲得には効果が見込める可能性が高い。
ためしに、「ショルダーバッグ」といったキーワードで検索を行うと、Yahoo!商品検索結果として写真付きで最上部に
表示されるため、クリック数はかなりの数にのぼるだろう。Yahooショッピングに出店しているショップ以外も、もちろん表示される。
ネットショッピングでは楽天がYahooを大きく引き離しているが、Yahoo!商品検索は、楽天に水をあけられたことに対する
Yahooのひとつの答えであると考えている。
つまり、出店数で勝負するのではなく、検索エンジンも含むポータルサイトとしてのメリットを生かしながら、ユーザを取り込んでいこうという
意思の表れではないかと考えられるのである。
楽天があくまでも楽天内のみでの商品検索であるのに対して、Yahoo!商品検索は、Yahooショッピングに限らない商品検索を武器に
楽天を切り崩すことを狙っているのではないだろうか。
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