実践サイト構築ツール活用ガイド

アクセスログの活用方法

アクセス解析で本当に必要な情報は大きく分けてこの4つ。

アクセスログを解析するソフトやサービスを利用すると、本当に「こんなことまで分かるのか」とびっくりするほど 様々なことが分かりますが、実際にサイト運営にあたって必要な情報はそれほど多くありません。

売上げを伸ばすために必要な情報というのは、実際にはほんの少しの情報でいいのです。
ここで大事な指標は次の4つです。

1.訪問者数(何人の人がサイトを訪れてくれたのか)
2.ページビュー(どのページが最も人気があるのか)
3.経路分析(Webサイト内をどのように見てまわったのか)
4.あなたのサイトを訪れたきっかけ(どこから来たのか、どんな言葉を検索に使ったのか)

実際、これ以外の指標を詳しく調べても、それほどサイト運営に役に立つわけではありません。

■訪問者数を把握する

解析で重要な指標の1つめは、「訪問者数」で、以下のような内容を解析します。

・1日当りの訪問者数
・1月当りの訪問者数
・時間帯別の訪問者数
・ページ別の訪問者数

なぜ、訪問者数が大切かは特に説明しなくても、理解していただけますね。

例えば、「週の初めより週末の訪問者数が多く、時間帯も夜遅く閲覧している傾向が強い」 ということであれば、自宅からアクセスしている可能性が強く、個人ユーザが主な訪問者であると推測できます。
逆に、日中の時間帯での訪問者が多いということであれば、会社からアクセスしている可能性が高いと考えられます。

■ページビューを把握する

Webサイトにおけるページは、商品の陳列棚であったり、商品そのものと捉えることができます。

つまり、複数の商品やサービスを掲載しているページは商品棚であり、商品そのものを詳しく説明している ページは、商品です。

これらの解析を行うことにより、売れ筋商品(人気のあるコンテンツ)は何なのか、逆に人気のない商品は 何なのか、といったことを把握します。

ページビューは以下のような区分けで解析をします。
・1日当りのページビュー
・1月当りのページビュー
・時間帯別のページビュー
・ページ別のページビュー

1日・1ヶ月・時間帯別のページビューを調べることで、サイト全体の商品の動きを知ることができます。

■サイト内をどのように動いたのか

Webサイトを訪れた訪問者の動きをキャッチします。
なぜ、訪問者の動きを知ることが大事なのかは、コンビニエンスストアをイメージすると分かりやすいかもしれません。

コンビニエンスストアでは商品の置き場所は、実に細かく計算されています。
まず、入り口付近に女性用のストッキングや化粧品が手前に陳列されており、奥に進むと、雑誌コーナーがあります。
突き当りにはジュースやビールなど、飲み物類をならべた冷蔵庫があり、さらに進むと弁当やおにぎりやパン類があります。
隣の棚を見ると、女性の好みそうなデザート類が並んでいます。
逆に、文房具やこまごまとした日常雑貨は入り口から見て棚の裏側に並べてあり、目立ちません。
この並べかたは、だいたいどこのコンビニエンスストアでも同じです。

つまり、コンビニエンスストアでは、訪問者になるべく多くの商品を購入してもらえるよう、そして 最も効率的に買い物をしてもらえるよう、売れ筋商品は手前に、関連する商品はなるべく近くに配置するなど、 商品棚の配置・ならべ方を計算しているのです。

Webサイトの場合も同様です。
あなたが購入してもらいたい商品・サービスは確実に訪問者に見てもらえるようにしなければ なりません。
素通りされては困るわけです。
ですから、お店の経営者であるあなたは、訪問者がどのページを見て次にどのページに移動したのかを常に把握し、 商品の並べ方が適切かどうかを検証できるようにしておかなければなりません。

サイト内における訪問者の動線を知るすることによって、はじめて、サイト内のページ構成が適切かどうか、誘導が狙いどおりに なされているかといった事が分かるようになります。
なお、分析にあたっては、例えばトップページから商品Aのページといったように、2つのページ間でもっとも多い 移動パターンを分析できるのがベストですが、訪問者別にどのようなページ間移動をしているかがわかるだけでも 役に立ちます。

■訪問のきっかけ

「訪問のきっかけ」というのは、あなたのサイトを訪問した理由です。
もちろん、訪問者が「私はこれこれ、こういう理由であなたのサイトを訪れました。」などとは語ってくれません。

では、どのような方法で訪問の理由を知ることができるのでしょうか。
実はこれは、アクセスログファイルに含まれる、「リファラー」という情報を解析することによって分かります。

「リファラー」というのは、あるWebページを表示する直前までいたWebページのアドレスです。
例えば、あなたが別のWebサイトにバナー広告を出していたとしましょう。
ある人がこのバナーをクリックしてあなたのサイトを訪れたとき、あなたのWebサイトがあるサーバーに、 このバナーが掲載されていたページのURLも一緒に送られる仕組みになっています。

つまり、リファラー情報を解析することによって、「訪問者はどこから来たのか」が把握できるのです。
ヤフーの紹介ページから来ているのか、それとも、広告として出したバナーから来てくれているのか、 ひょっとしたら、見知らぬ誰かがあなたのサイトにリンクを貼ってくれているのかも知れません。

このように「リファラー」情報は、サイト運営にあたっての重要な情報を提供してくれています。

さらに、この「リファラー」には、もう1つ重要なポイントがあります。
それは、「どのようなキーワードであなたのサイトに訪れたのか」を知ることができるのです。
これは、SEOと呼ばれ、日本語では「検索エンジン最適化」と言われており、現在のインターネットマーケティングの分野では 最も注目されている技術です。

SEOがなぜ業界で注目されているのかその理由を知りたい方は、
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